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唾液検査(サリバテスト)

唾液検査(サリバテスト)に
ついて

唾液検査

サリバテストで唾液の検査をすることで、
原因解決の糸口が見つかります

保険の診療の範囲で、
銀歯やその他白い部分的なものを詰める治療で取れたり、
痛みが出た経験ございませんか?

銀歯と歯の境目から、虫歯菌が再発を起こして、
中の接着剤がはがれてしまうことが原因です。

このように再発を起こしてしまうと、
再治療が必要です。

そして、それが同一の歯に何回か起こると、この図のように時計回りにどんどん悪いほうに進んでいって、最後には歯を抜かないといけなくなります。

歯を失うということは、その歯を支えているその下の骨も失うということです。黄色の線まで、歯と骨があったのですが、歯を失ったことによって、青い線まで骨ごと失ってしまいます。

歯を失うことを止めること

つまり予防とは、この時計回りに悪くなっていくことを止めることです

また止められないと、
このようにどんどん健全な歯の部分が少なくなり、
銀歯の面積が増えていきます。

唾液検査

この時計方向に進まないようにするためには、この境目にプラークが少なくなるように管理するのがブラッシング口腔衛生指導ですが、そもそも人によって、唾液中の虫歯菌の数が違うことをご存じでしょうか?

これは、ミュータンス菌(SM)とラクトバシラス菌(LM)の培養結果です。左にいけばいくほど少なく右にいけばいくほど多くなります。一番左と、一番右の多い方では、1000倍ほど虫歯菌数が違います。このように、人によって、全然環境が違うので、一律にブラッシング指導をしていても結果が出やすい方と、そうでない方に分かれてしまいます。

よって当院では、当院では、原則すべての方に検査を受けていただいて、虫歯リスクを評価してから、衛生指導・治療を行います。そうすることによってメインテナンス期間を人によって変えることができます。つまり再発傾向が大きい方は、短めに1~2か月、少ない方は6か月にして、過不足のないメインテナンスを実施できます。大切なことは、多くの方が再発の少ない口腔内を手に入れることが重要です。よってサリバテストによって、患者様の状態を把握できていない状態での、メインテナン期間をきめているということは、問題が生じる可能性が高くなってしまうといえます。

サリバテストの方法は、ガムを5分間噛んでいただきながら、その間に出てくる唾液を写真のように出していただくだけでよいです。痛み、不快なことはありません。

サリバテストは、細菌の数・唾液緩衝能・唾液量・食事習慣・過去の虫歯の経験・唾液量他
9つの項目に関して検討してこのような円グラフを作ります。

これは今の生活習慣、予防技術によってどれくらいの確率によってう蝕を避ける可能性があるのかを検討します。それを把握したうえで、3つの項目について、改善することによって、どれくらいう蝕を避ける可能性を高めることができるのか客観的にわかりやすく視覚的にお伝えします。

患者様に現在の生活習慣、ブラッシング技術について、
見直していただくきっかけになります。

歯を失う原因の約8割は、虫歯や歯周病です。破折も虫歯が原因のことがほとんどであるので、これを足すと約9割は虫歯や歯周病ということになります。この9割の原因のおおもとは、細菌です。口腔内の虫歯、歯周病の細菌をコントロールするためにサリバテストは非常に大切な検査といえます。